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松本相続遺言相談プラザの
相続手続きに関する相談事例

塩尻の方から相続放棄に関するご相談

2024年01月09日

司法書士の先生、相続放棄を検討しているのですが、期限内に判断がつきそうになく焦っています。(塩尻)

塩尻で一人暮らしをしていた母が亡くなったので相続手続きをしているのですが、困ったことがあります。父は既に他界していますので相続人は私だけになると思うのですが、私は塩尻を離れて暮らしていて、母とはほぼ疎遠の状態でした。塩尻の母の自宅に訪問するのも10年ぶりくらいなので、何がどこにあるのかも分からないような状態で、財産調査も思うように進まずにいます。

貴金属類が多く売却すればそれなりの金額にはなりそうなのですが、どうやらかなりの借金も抱えていたようなのです。相続放棄も視野に入れるべきかと思うのですが、財産状況をきちんと把握しなければ判断もできません。迷っている間にも相続放棄の期限がどんどん近づいてきていて焦っています。(塩尻)

理由があって相続放棄の判断がつかないときは、熟慮期間の伸長の申立てを行いましょう。

塩尻のご相談者様のように、相続が開始したものの、被相続人の財産状況をまったく把握していなかったために財産調査が難航するケースは珍しくありません。両親の離婚や、被相続人と離れて暮らして長いなど、さまざまな理由で財産調査が進まないのは仕方のないことといえます。相続はちょっとしたことで親族間のトラブルに発展することも多いため、焦らず慎重に進めていくことが大切です。

相続放棄をする場合は、「自己のために相続の開始があったことを知った日から3か月」という熟慮期間が過ぎる前に家庭裁判所へ相続放棄の申述を行う必要があります。もし申述しないまま熟慮期間が過ぎてしまうと、単純承認したものとみなされ、被相続人のプラスの財産もマイナスの財産もすべて承継しなければならなくなります。しかしながら塩尻のご相談者様のように、この3か月の熟慮期間内では財産調査が終わらず、相続方法の判断がつかないという場合もあります。そのようなときは、熟慮期間が過ぎる前に「相続の承認又は放棄の期間の伸長」の申立てを家庭裁判所へ行いましょう。この申立てが認められれば、熟慮期間をさらに1か月から3か月ほど延長できる可能性があります。

塩尻にお住いの皆様、相続放棄を検討している場合は早急に松本相続遺言相談プラザへご相談ください。松本相続遺言相談プラザでは塩尻の皆様の相続のご依頼を数多くいただいており、培ったノウハウを生かして迅速に財産調査を行い、必要な手続きを進めるお手伝いをいたします。相続について、特に相続放棄を検討していることについては非常に私的な内容ですので、他人に話すことを躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。松本相続遺言相談プラザの司法書士には守秘義務がございますので、どうぞ安心してご相談ください。初回完全無料相談から、相続の専門家が丁寧に対応させていただきます。

塩尻の方より相続に関するご相談

2023年12月04日

司法書士の先生、相続の手続きはどのくらいの期間ですべて完了しますか?(塩尻)

塩尻の実家に暮らしていた父が亡くなりました。母とは離婚しておりますので、相続人となるのは私と妹の2人だけです。先日2人で協力して塩尻の実家を片付け遺品を整理したのですが、相続財産になりそうなのは塩尻の父名義の自宅と土地、銀行に預けてある預金と手許現金をあわせて数百万円程だとわかりました。

私も妹も塩尻を離れ都内で暮らしていますので、まとまった休みの時に塩尻に戻り必要な相続手続きを一気に終わらせてしまいたいなと思っています。司法書士の先生、相続手続きがすべて完了するにはどのくらいの期間がかかると考えておけばよいでしょうか?(塩尻)

手続き完了までの期間は、相続した財産の種類やご状況によって異なります。

松本相続遺言相談プラザへお問い合わせいただきありがとうございます。
相続した財産で手続きを行う必要があるものは、一般的に金融資産(現金、預金、株など)と不動産(建物、土地)が挙げられます。今回のご相談内容から、この2つの相続手続きにかかる期間についてご説明いたします。

金融資産
被相続人(亡くなった方)の名義になっている口座を、相続する方の名義に変更するか、あるいは現金を相続人同士で分配するために口座自体を解約する手続きが必要です。この手続きで主に必要となる書類は、金融機関所定の相続届、戸籍謄本一式、遺産分割協議書、印鑑登録証明書などです。金融機関ごとに必要書類は異なる可能性がありますので、あらかじめ問い合わせておくとよいでしょう。目安となる期間は以下の通りです。

  • 必要書類の収集:1~2か月ほど
  • 金融機関での処理:2~3週間ほど

不動産
被相続人の名義になっている不動産を、相続する方の名義に変更する手続き(相続登記)が必要です。この手続きで必要となる書類もご状況によって多少異なりますが、主に揃えていただくのは固定資産税評価証明書、戸籍謄本一式、被相続人の住民票除票、相続する方の住民票、遺産分割協議書、印鑑登録証明書などです。これらの書類を揃え法務局にて登記申請を行うことになりますが、目安となる期間は以下の通りです。

  • 必要書類の収集:1~2か月ほど
  • 法務局での処理:2週間ほど

以上が相続財産の手続きにかかる一般的な期間の目安です。ただし、ご相談者様のご状況によってさらに手続きに時間がかかる可能性もありますのでご注意ください。例えば被相続人自筆の遺言書が見つかった、相続人の中に未成年者がいる、というケースでは家庭裁判所での手続きも必要となります。相続財産の額によっては相続税申告が必要となることもあるでしょう。

相続手続きは状況に応じた手続きが必要なため、想定以上に時間がかかってしまう場合もあります。ご自身で相続手続きを進める時間が取れない方は、相続の専門家に対応を依頼することもご検討ください。

松本相続遺言相談プラザでは塩尻近郊の地域事情に詳しい司法書士が、皆様の相続手続きをサポートいたします。今回のご相談者様のように塩尻にお住まいでなくても、相続した不動産が塩尻にある方もどうぞ遠慮なく松本相続遺言相談プラザへご依頼ください。相続についての知識と実績が豊富な司法書士が対応いたしますので、まずはお気軽に松本相続遺言相談プラザの初回無料相談をご利用ください。

塩尻の方より相続に関するご相談

2023年11月02日

父が遺産である不動産の相続登記が完了していません。このまま放置していても問題ないのかどうか、司法書士の先生にお話しを伺いたいです。(塩尻)

亡くなった父の名義のままになっている不動産があり、心配になり問い合わせをいたしました。父は2年前に既に亡くなっていて、相続人である私と妹と弟の3人で遺産分割協議を行い問題なく終わり安心していたのですが、協議完了後に父名義の不動産が他にあることが最近になりわかりました。この不動産について遺産分割協議を新たにしようと思いましたが、弟は現在海外に勤務している事もあり話し合いが進みません。急いでどうにかしなければならないような不動産でもないため、後回しになっているのもあると思います。

ニュースや新聞雑誌などで相続登記の義務化について目にすることが増えたため、そろそろ手続きをしなければとおもい今回お問い合わせをしました。罰則の対象となるのは避けたいと思っています。父がなくなったのは2年前のことなので、そもそもこの不動産が新たな法律の対象であるのかも分かっていませんので、今回司法書士の先生に相続登記の義務化について詳しくお話伺えたらとおもっています。(塩尻)

相続登記の申請義務化は2024年4月1日に施行予定です。施行前に相続が発生していた場合でも義務化の対象となるのでご注意ください。

お問い合わせありがとうございます。今回は相続登記の申請義務化について説明をさせていただきます。

今までは、相続で不動産を取得しても、その不動産の名義変更手続き(相続登記)には特に期限は設けられていませんでした。ですから、相続が開始していても名義の変更をしないまま時間が経ち、現在の所有者が誰であるのかがわからないケースが多くありました。ニュースでも度々見かける、所有者不明のまま放置され空き家となり都市計画の妨げをしているケースや、建物の老朽化による倒壊で近隣の住民が迷惑をしているというケースは この期限がなかったために放置された場合が原因である場合が多いです。このように、相続登記がされていないことにより様々な問題が生じていたというのが、今回の法改正で相続登記の申請が義務化されるきっかけとなった背景です。

この度の相続登記の申請義務化により、相続により所有権を取得したと知った日から3年以内に相続登記の申請を行わない場合、10万円以下の過料が課せられることとなっています。なお、“所有権を取得した”というのは、相続が開始した時点をいいます。

この法改正は、2024年4月1日施行される予定ですが、この施行日以前に発生した相続についても義務化の対象となりますのでご注意ください。相続による所有権の取得を知った日、または施行日のどちらか遅い日から3年間の猶予期間は与えられますが、現時点で「相続登記が終わっていない…」という方は早目に手続きを終えておきましょう。

ただし、今回のご相談者様のように遺産分割協議がまとまらない等により相続登記が進められない方は、法務局にて相続人申告登記を行うことができます。相続人申告登記を申請しておくことで、もし期限内に相続登記ができないとしても所有者不明状態にならず過料の対象から外れます。

 

松本相続遺言相談プラザでは、相続全般のご相談を塩尻のみなさまよりいただいております。相続登記についても、多くお手伝いをさせていただいておりますので、安心してお任せください。ご依頼いただいた皆様の相続登記について、塩尻の地域事情に詳しい司法書士が最後まで親身にサポートさせていただきます。まずは松本相続遺言相談プラザの初回無料相談をご利用ください。スタッフ一同、皆様からの相続手続きに関するお問い合わせを心よりお待ちしております。

松本相続遺言相談プラザの
無料相談のご案内

1

まずはお電話・メールにてお問い合わせください

松本相続遺言相談プラザへのご来所またはご訪問の日程調整をさせていただきますので、まずはお電話・メールにてお気軽にお問い合わせください。お客様のご都合の良い日時をお伺いしたうえで、当センターの専門家とのスケジュール調整を行います。

2

笑顔あふれるスタッフがご対応いたします

笑顔あふれるスタッフがご対応いたします。当日はどうぞ安心してご来所ください。
また、道に迷われた際はわかりやすくご案内させていただきますので、遠慮なくお電話ください。

3

お客さまのお困り事をお聞かせください。

初回の無料相談では90分から120分ほどのお時間を設けて、お客様の現在のお困り事や心配事について相続の専門家がじっくりとお伺いいたします。
無料相談の際にお手続きにかかる費用についても明確にご提示いたします。

松本相続遺言相談プラザの
初回相談が無料である理由

松本相続遺言相談プラザでは初めて相続を経験する方にも気軽にご相談していただきたいという思いから、初回のご相談につきましては完全無料でご対応しております。
無料相談では90分~120分ほどのお時間を設け、お客様が現在抱えていらっしゃるお悩みやお困り事をお伺いしたうえで、相続の専門家が適切なお手続きについてご案内させていただきます。

松本、安曇野、塩尻の頼れる専門家として、お客様のお気持ちに寄り添ったサポートを徹底しておりますので、ぜひお気軽に初回無料相談をご活用ください。

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